2018年2月4日日曜日

八木幹夫さんの「山羊塾」に行ってきました!

昨日は八木幹夫さんによる「山羊塾」に行ってきました! 今年は「批評と実作とのあいだ」がテーマで、全4回のうち、初回の昨日は「萩原朔太郎 詩作品と『詩の原理』」。
 
何度も読んだつもりでいた朔太郎の作品も、八木さんのお話を伺うと、どこが凄いのか、ピンポイントで気付かされるところがあり、はっとしました。いろいろなエピソードも面白く、あっという間に2時間が過ぎました。
その後の二次会の飲み会も楽しかった!
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「山羊塾」
https://www.midnightpress.org/%E5%B1%B1%E7%BE%8A%E5%A1%BE-…/
八木幹夫さんは、第一詩集『鳩子ひとりがたり』を出した時に、『詩学』で詩書月評を担当していらして、『鳩子ひとりがたり』をとても好意的に、しかし分析的に評して下さり、初めての詩集を出して直後で不安だった私は、非常に励まされたのでした。
その後17年近く経って初めて直接お話する機会に恵まれ、化学物質過敏症の後遺症で書けない年月が続いて絶望のどん底にいた私を八木さんは、「ボトムまで落ちた後じゃないといい詩は書けないんだ!」温かく励まして下さいました。『石の花』の半分くらい書いていた時期だったのですが、自分ではまだそれを詩だと認識していなくて、後半部を書き、詩集にすることができたのは、あの時の八木幹夫さんの励ましのお蔭が大きいと思っています。
人生には、不思議な、そして、有り難い出逢いがいくつかあって、それに助けられて、生き続けていられていると感じています。

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