2017年11月30日木曜日

福田拓也の新詩集「倭人伝断片」(思潮社)が出来上がりました

連れ合い(福田拓也)の新詩集「倭人伝断片」(思潮社)が出来上がりました。ほやほやの二冊が昨日拙宅に届いたところです。
 本の大きさ以外は、彼からは一切希望を言わず、レイアウト、装幀、帯、すべて、小田康之さんにお任せして、つくって頂いています。
 私はパソコンでプリントアウトした時点での原稿も読んでいるのですが、活字の組み方と装幀で詩の内容自体がこんなにも違って見えるものかと驚いています。
 すごく静謐で重厚な空間を作っていただきました。
 この装幀は小田康之さんの作品だと感じています。...
 実は私の「石の花」も、装幀はやはり小田さんに、こちらの希望は全くお伝えしないでデザインして頂きました(本文レイアウトは自分でやっています)。あの白い装幀なしには「石の花」という詩集はなかった、と常々思っています。「石の花」の装幀も小田さんの作品だと感じています。
 小田康之さんに、心からお礼を申し上げたいです。



寒椿が綺麗です

近所の神社の参道で、寒椿が綺麗な季節になってきました。これから春まで次々咲いて目を楽しませてくれます。
少し暖かい地域を好むらしく、以前、千葉の北の方に住んでいた時は出会えなかった花です。
大磯町の町花だそうで、マンホールにも寒椿の花の絵が刻まれています。



 

2017年11月28日火曜日

カマキリの産卵

カマキリ苦手な方、写真ごめんなさい。
この前アップしたカマキリさん(たぶん)が産卵するところに出逢いました。
実は、最初に、百舌のハヤニエにされたカマキリを発見し・・・この前のカマキリさんがこんな姿になってしまったのかと心を痛めたのでした。が、連れあいが、この前のカマキリさんのテリトリーを探したところなんと! 産卵中の場面に出逢ったのでした。
発見したのが二時頃。五時近くなってもまだじっと生み続けてました。すごい集中力と忍耐力。
産卵中のカマキリを見たのは初めて。頭を下にして産むんですね。今年はカマキリの卵がどれも高いところにあります。ハヤニエも結構高いところ。この冬は大雪が降るのかな?

2017年11月27日月曜日

ミツバチくんのお掃除

玄関脇の外壁で日向ぼっこしていたミツバチくん。
せっせと足や羽を掃除しているのが可愛かった。

2017年11月25日土曜日

晩秋のカマキリ

カマキリ苦手な方、写真ごめんなさい。
例によって垣根の病葉除去作業中、変な形の葉っぱがあるな?何これ?と思ったらオオカマキリ!
日向ぼっこしていたみたいです。
お腹がぱんぱん。卵を産むのかな?
葉っぱを食べる害虫を食べてくれるので、カマキリはとても有り難いのです。...
寒いけど頑張って卵産んでね。

2017年11月24日金曜日

八木幹夫さんと酒井弘司さんのトークイベントに行ってきました

昨日は古淵(横浜線で町田の隣の駅)のギャラリーベルジェでの、八木幹夫さんと俳人酒井弘司さんのトークを聴きに行ってきました。
「表現の衝動vol.Ⅱ 時代に向き合うとは・・・」という展示のスペシャルイベントで、工藤政秀さん、細谷玉江さんの作品、八木さんと酒井さんの自作直筆が展示されている中でのトーク。
「時代に向かうとは・・・」というサブタイトルの意味を考えさせられる深いトークでした。
八木さんは与謝野晶子、金子光晴、西脇順三郎の作品を論じた後最近作「さみしいゆめ」の朗読。最初に与謝野晶子自身による朗読の録音再生があり、短歌を、歌うように節をつけて読んでいるのが非常に面白かったです。
与謝野晶子「君死にたまふことなかれ」について、ただの反戦詩ではなくもっと情念につながったものである、金子光晴「寂しさの歌」についてもやはり単なる反戦詩ではなくもっと根本を突き詰めないと同じ事を繰り返すという警告があるというお話が印象に残りました。「さみしいゆめ」は私たちが生きている「今」が深く心に刺さってくる作品で、朗読が聴けて良かった!...
俳人の酒井さんのお話も、今私たちがどういう時代を生きているのかを、第2次世界大戦の戦前、戦時中、そして戦後に書かれた数々の俳句を通じて考えさせられ、非常に興奮して聴き入りました。西東三鬼の「右の眼に大河左の眼に騎兵」など、私にとっては一人では理解し難かったのですが、詳しい解説と共に聴けて、言葉にガーンと殴られるような経験をしました。
工藤政秀さんの作品は、普通のキャンバスは使わずモロッコで買った布を皺にしたあとご自身で枠に張ってそこにナイフなどで絵の具を塗っていった作品、木をバーナーで焼いた上に水性の絵の具で描いた作品など、繊細さと厳しさとに貫かれていて、どの作品もすごく良かったです。工藤さんの作品の上に八木さんがチョークで自作の詩を書いた作品の写真を、工藤さんのご了解を得てアップさせて頂きますが、ガラケーの写真で、細かい線や色合いが全く見えないのがとても残念なので是非工藤さんの公式HPをご覧下さい。いろいろな作品が観れます!
http://mkudo.org/index.html
トークのあとは懇親会、そして二次会と流れ、楽しかったです!
 


 
 

2017年11月20日月曜日

ツェルニー30番7番 Carl Czerny Etudes de mécanisme op.849



総計23年半にわたるブランクののち再開したピアノ、半年後の録音その6(8月4日)。ツェルニー30番の7番。乱れる箇所あるもこの時点での限界と判断し見切りアップ。子供の頃愚かにも馬鹿に(!)していた「ドソミソ音型」は正確に美しく弾くのは実は非常に難しいとこの年にして納得。8月録音分はこれで終わり。


2017年11月15日水曜日

垣根が病気になったいきさつ。

相変わらず垣根のケアに追われ、間で少し外出(気功の講習会と気分転換のためのピアノ録音)、年末調整とかもあったり、今日、何日ぶりかでFBを開く。多方面に不義理がかさみ、洗濯物が沢山たまっている・・・。

 昨年の春に垣根の病気が出てから生活が一変してしまったなあと思う。発端は、いつも植木の剪定をお願いしていたSさんが、昨年春、何故かいつもと全く違う4月始めに突然現れて、新芽が出たばかりの垣根を刈り込みばさみでざくざく刈ってしまったことだった。

 新芽が出たばかりの時期には剪定してはいけないのは、素人の私でも知っていたので驚いて、「いつもより早いですよー。いつもは5月の終わりから7月ですよー」と耳元で叫んでも全く聞こえない。筆談しようかと思ったが、耳が聞こえないことを必死で隠しているSさんを傷つけてしまうと思って諦めてしまった。いつもは植木ばさみでチョンチョンと気持ちのいい音をたてて一本ずつ枝を切っていたのに、刈り込みばさみでざくざく刈るのも初めてだった。でも、止めないでそのまま切ってもらってしまった。その日の夕方、垣根は枝ごとだらんと力なく垂れて、今にも枯れそうなくらいに弱った。その後なんとか持ち直したものの、2ヶ月くらいして一斉に病気になった。それから後は、お酢や木酢、重曹を散布して良くなっても、ちょっと散布を怠るとすぐに重症になってしまう。

あの時、Sさんを止めていたら、と、何度後悔したかわからない。
Sさん、素晴らしい腕で、植木を愛していて、Sさんが切ると植木が喜んでいるのが伝わってきて、絶大な信頼を寄せていたのであった。でも、美空ひばりと同い年だというSさんに何か急な変化が起きていたことにあの時私は気が付かなかった。Sさんがやることだから何か特別な判断があるのかと思ってしまった。

 今は病気の枝を切っていると自然に剪定になってしまうから結局自分が植木屋さんになってしまっている(苦笑)。

2017年11月7日火曜日

オオカマキリの卵さん

相変わらず、垣根の病気のケアに追われています。病葉を完全に除去したと思う間もなく翌日にはまた、わわわっ、と病葉が・・・。そんな中で出会った、オオカマキリの卵さんです。太陽を浴びてきらきら光っていて、とても綺麗でした。かなり高い場所に産み付けられていたので、もしかしたらこの冬は大雪が降る?! 元気なカマキリさんに育ってね。
11月になったら、今年読んで心を動かされた詩集やエッセイ、小説などについて、ブログで紹介していきたいと思っていたのだけれど、垣根の病気で毎日時間をとられていて、まだ実現できずにいます。悲しい。

2017年11月4日土曜日

ヤモリの赤ちゃん

玄関前のタイルで日向ぼっこしていた、ヤモリの赤ちゃん。まるでゴムの玩具。私の小指より小さい。見つけた時はもっとリラックスして「べべ~」っとした姿勢だったけどカメラを向けたら緊張して硬くなってしまった。この後すたこら逃げていきました。

2017年11月3日金曜日

Lyric Jungle23号が刊行されました!

平居謙さん責任編集、ポップな表紙が印象的な詩誌「Lyric Jungle」23号が刊行されました! 年齢層の幅が広く、若い書き手も多い、パワー溢れる詩誌。今号から私も同人参加させて頂いています。「時間を裏返すための12の練習曲」連作の三回目です。このシリーズはもうしばらく書き続ける予定です。