『石の花』(松平敬さん作曲)初演のあった「工藤あかね&松平敬Voice Duo vol.2 『あいうえお』」公演(東京オペラシティ近江音楽堂)、無事終了しました。
『石の花』のみならず、演奏された曲目と演奏全てが刺激に満ちて素晴らしく、感激の午後となりました。
『石の花』は、詩集の中の空間性が現実の空間の中に立ち現れたかのようで、これ以上はあり得ない、これしかない! と感じる曲と演奏でした。今日初めて聴いたのですが、書いた時のことなども思い出して、感無量でした。
他の曲も、歌詞がばらばらに分解されていたり、歌詞と呼べる言葉がそもそも存在していなかったり、言葉と音との関係性についての先鋭な意識に貫かれた作品と演奏で、本当に素晴らしくて、刺激を受けまくりました。
松平敬さん、工藤あかねさん、本当に有難うございました。心より感謝申し上げます。
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