2018年12月3日月曜日

ポエトリー・イン・ダンジョンvol.1「直角はありません」に行ってきました!

一昨日(12月1日土曜日)、ポエトリー・イン・ダンジョンvol.1「直角はありません」(開催日12月1日~12月9日)に行ってきました! 非常にスリリングな時空で、猛烈に刺激されて帰ってきました。
田野倉康一さんの魅力的なバスのリーディングでオープン。沈黙の密度が濃い言水ヘリオさんの「リーディング」(言葉は一言も発せられないこの驚き!)の後、生野毅さんと秦真紀子さんのパフォーマンスに圧倒されました。詩と声と体の動きとで、時間と空間を自由自在に操る生野さんのパフォーマンスは必見です! 今回見逃した方は是非次の機会を逃さないで! 秦さんの、非常にゆっくりした動きのダンスも素晴らしくてその恍惚とした世界に呑み込まれてしまいました。
展示も素晴らしくて、川田夏子さんの、何もない空間に浮かぶ光を描いたような日本画作品には田野倉康一さんの漢詩が詩人自身の手によって薄墨で書かれ、その詩がそこに在ることによって、平面に描かれた絵画が立体的に立ち上がるかのよう。
広瀬大志さんの作品を織り込んだ、宇野和幸さんの作品も凄い迫力でした。地下室の壁一杯の大きさに、宇宙の音楽を感じさせるような作品。宇野さんがご自身で選んだという広瀬さんの詩句が絵の中で、絵と完全に一体化して息づいていました。
異ジャンル同士のコラボレーションが見事に開花した地下空間。実に、実に、刺激的!!

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