2018年12月3日月曜日

大木潤子トーク・詩人ポール・ヴェルレーヌの革新性について


颯木あやこさんの朗読会「Pegasus! vol.4」にトークゲストとしてお招き頂き、パリ第三大学で博士論文の対象とした19世紀フランスの詩人ポール・ヴェルレーヌについて話した時の動画をYouTubeにアップしました。原語のフランス語で読まないとわからない、詩法の革新者としてのヴェルレーヌ像をご紹介しています。
1)颯木あやこさんによる、上田敏訳「秋の歌」の朗読
2)フランスの伝統詩型アレクサンドラン(1行が6音綴+6音綴=12音綴)の紹介
3)9音綴で書かれたヴェルレーヌの「詩法」の紹介
4)ヴェルレーヌの奇数脚(一行あたりの音綴が奇数)作品の軽さ、空白について。煙、霧のイメージについて...
5)音楽性が追求されることで言葉の意味作用が侵食されることについて
6)「秋の歌」における音楽性、子音「l」の多様を会場のみなさんに耳で確認していただく体験
7)ヴェルレーヌの「秋の歌」を私が原語のフランス語で朗読

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